CTA(問い合わせ導線)
定義
訪問者をコンバージョン(問い合わせ・資料請求・トライアル申込等)に導くためのセクションです。ページ末尾のフッターCTA、ページ中盤の中間CTAなど、複数箇所に配置されるケースが一般的です。B2Bサイトの最終目的であるリード獲得・商談創出を直接担う最重要セクションです。
採用率
71.0%(62サイト中44サイト)
約7割のサイトが独立したCTAセクションを持っています。ヒーロー内のCTAボタンを含めれば、ほぼ全サイトにCTA要素が存在します。1サイトあたり複数のCTAセクションを持つことも一般的です。
典型的な配置位置
中央値は 1.00(ページ末尾)です。大多数のサイトがフッターCTAを持ちますが、Q1が0.60であることから、ページ中盤にも中間CTAを配置するケースが多いことがわかります。
位置分布

実例ギャラリー
調査サイトから一例をご紹介します。
BowNow

ClickUp

ferret One

go.chatwork.com

jinjer

jinjer

ジョブカン勤怠管理

カミナシ

KARTE

Kibela

LegalForce

Musubu

rakumo

スマレジ

クラウドサイン

ContractS CLM

desknet's NEO

HRBrain

HRBrain

HubSpot

カイポケ

カイポケ

カオナビ

TOKIUM

TOKIUM

Sansan

見出しの傾向
フッターCTA
- 「お気軽にお問い合わせください」型: 最も一般的です。丁寧で控えめな表現で訪問者の心理的負担を下げます。
- 「さあ、始めよう」型: 「さぁ、今日からはじめよう」のようにアクションを促す直接的表現です。
中間CTA
- 「詳しく知りたい方はこちら」型: 「機能や料金について、詳しく知りたい方はこちら」のように、情報提供の文脈でCTAを設置します。
設計のポイント
CTA導線の構成パターンとして、以下の5つが確認されています。
- フッターCTA単独型: ページ末尾に1つのCTA(HubSpot、Asana等)
- 中間+フッター型: ページ中盤とフッターに2箇所(クラウドサイン、jinjer等)
- 3箇所繰り返し型: ページ前半・中盤・フッターに3箇所(b→dash等)
- セグメント分岐型: ヒーロー直後にセグメント別CTA(MFクラウド等)
- フォーム埋め込み型: ヒーロー内に直接フォーム配置(Chatwork等)
導線の数は「資料DL + お問い合わせ」の2分岐が最も多く、「資料DL + お問い合わせ + デモ/見積もり」の3分岐も一般的です。中間CTAの戦略的重要性が高まっており、ページ途中での離脱者にもCTAを見せる設計が成熟したコンバージョン最適化のアプローチとして広まっています。
テキスト事例集
フッターCTAのコピー事例
| サイト名 | CTA見出し / コピー |
|---|---|
| Airレジ | さあ、あなたのお店にもAirレジを。 |
| Asana | 無料で試してみましょう |
| KARTE | 一人ひとりに合わせた体験づくりをはじめましょう |
| Kibela | さぁ、今日からはじめよう |
| ClickUp | Save 6-7 days every week. |
| SmartHR | お気軽にお問い合わせください |
| b→dash | 機能の詳細や具体的な活用事例が知りたい方はこちらから |
ボタンラベルの類型
| 類型 | 具体例 |
|---|---|
| 資料系 | 資料ダウンロード / 資料請求 / 3分でわかる〜ダウンロード |
| トライアル系 | 無料で試す / 無料トライアル / 30日間無料 |
| 問い合わせ系 | お問い合わせ / ご相談 / お見積もり |
| デモ系 | デモを依頼 / デモを見る |
複数CTA配置の事例
| サイト名 | CTA箇所数 | 配置パターン |
|---|---|---|
| b→dash | 3箇所 | 中間CTA → 中間CTA → フッターCTA |
| jinjer | 2箇所 | 中間CTA → フッターCTA |
| MFクラウド | 3箇所 | セグメント分岐CTA → 再CTA → フッターCTA |
企画のヒント
- ページ全体を読まない訪問者向けに、features/social-proofの直後に中間CTAを配置するのが効果的です
- 「軽いアクション(資料DL)」を左に、「重いアクション(問い合わせ)」を右に配置するのが定番です
- microCMSのようにCTA直前に「14,000社以上・継続率99%」と社会的証明を添えるとコンバージョン率が高まります